スダジイの巨木:推定樹齢700年 沿岸部、鎮守の森にて(三重県尾鷲)
前職
福祉施設連携で取り組む森づくり プロジェクト
元「進和学園いのちの森づくり」プロジェクトリーダー
○在籍中森基金機能付きグッズ 企画・開発
東北支援商品、東ティモール珈琲「カフェ・ブーケ」、どんぐり T シャツ、自宅で育苗体験!「どんぐり育苗キット」等
メッセージ
かわした としこ
肩書き
実績
宮脇先生(横浜国立大学名誉教授)の指導の下、失われた土地本来の植生復元に携わり15年経過。主に本州を中心に東北~屋久島まで、植物生態学と土壌動物学をベースとした科学的根拠に基づき、官民・教育機関・福祉施設と連携し、累計約500件以上の実績を保有。2015年前身より設立したSilvaの森づくりでは半世紀にわたり、国内外で認められた方式を継承。その上で進化させてきた「生態系機能回復式 植生復元」を発案し、低コスト・炭素排出量削減を実現。地域の方へ環境教育・次世代育成認定事業を同時展開。
2016年 クライアントである㈱家具の大正堂の森林再生事業が環境大臣賞受賞
2017年 神奈川県有地 湘南国際村めぐりの森 混植・密植方式植樹推進グループ グループ長就任
2021年3月環境省第3回環境カウンセラー環境保全活動表彰【低炭素社会貢献賞】受賞。
メディア
2017年10月号 月刊誌「致知」
インタビュー記事93P「致知随想」収録
代表理事の熱いメッセージをいつでも生で聴ける
ポッドキャスト
「Emerald Practices–エメラルド プラクティシズ」
【植生復元のスペシャリストに聞きました】自然と共生するために、私たちにできることは何ですか?(前編)
第1章 専門的知識に裏付けされた持続可能な森づくり
第2章 真の多様性は、原生林にある
【植生復元のスペシャリストに聞きました】自然と共生するために、私たちにできることは何ですか?(後編)
第1章 人間だからこそできる、短いスパンでの原生林に近い森の再生
第2章 自然界には、“ゴミ”という概念はない
出版物(抜粋)
著書・論文名 | 出版元・発表学会名称 |
平塚市の植生 | 平塚市 |
Oxycocco-Sphagnetea | Bibliographia Phytosociologica Syntaxonomica |
植物群落の記載について | 群落研究 6巻 |
みどりの環境デザイン | 東京農大出版会 |
東北アジアの針葉樹林帯 | 植生情報 12号 |
植生景観とその管理 | 東京農業大学出版会 |
以下、著書・論文多数につき省略させていただきます。詳細はこちらへ
なかむら ゆきと
肩書き
詳細
東海大学を卒業、学位は理学博士(東北大学にて取得)。
日本では九州などの温帯地域に重点をおき多数の学術論文・著書などを出版、その数は優に80を超える。
専門分野は地理学、生物多様性・分類、生態・環境、形態・構造とかなりの範囲に及ぶ。
教育分野では大学の学部専門教育の講義、教材「みどりの環境デザイン」(東京農大出版会)の共同著述での出版、(社)日本植木協会主催の環境アドバイザー研修制度を立ち上げその講師を毎年行っているなど野外調査を基本とし多数の指導経験を持つ。
メッセージ
人と自然の共生が持続的生活を可能にする唯一の道ならば、日本の近代化により疲弊した国土の立て直しをしなければなりません。
とくに田園景観では二次草原や森林の生態系を構築して地域の景観を修復することが大事です。
湘南国際村めぐりの森植樹祭の準備にて
うえだ ゆうや
肩書き
詳細
東京都生まれ。
株式会社エスプール 入社 2009 年 4 月 ~ 2011 年 4 月
株式会社ワークハピネス 異動 2011 年 4 月 ~ 2018 年 12 月
個人事業主 独立(屋号 MEDETASHI)
市民活動関係の実績
Art of Hosting and Harvesting Conversations and Work that Matter
森づくり関係の実績(主なもの)
第22回湘南国際村めぐりの森植樹祭
葉山町立葉山小学校 葉っぴぃの森
品川区立京陽小学校 まんぷくの森
大田区立赤松小学校 学校環境保全林の再生
第23回湘南国際村めぐりの森植樹祭
上記へ森林再生指導員としてリーダー参加
メッセージ
Silvaではじめに習った森林の基礎知識は私に大きな衝撃を与えてくれました。
この地球に植物が与えている影響、またそれらを支えている土壌生物、地球外からの唯一のエネルギーである太陽光、そして消費者である動物たちが複雑に且つシンプルにお互いを支え合って生きている。
この循環の美しさに心を奪われました。
Silvaは9000年後にまで続く地球の自然の営み、循環を生み出すきっかけをづくりを行っています。
それは膨大な長さの時間軸だと我々人間は捉えるかもしれません。でもその循環を生み出す時はいつだって「いま」しかないのです。
未来をつくる「いま」を皆さんと共に歩めるよう、私もこのSilvaの活動を通して精進していきます。
この先、志を共に出来る皆さまにお会いできることを楽しみにしております。
企業概要
企業概要
企業名 | 株式会社大川印刷 |
本社 |
横浜市戸塚区上矢部町2053 |
創業 | 1881年(明治14年) 11月9日 |
「本業を通じたCSRを実践する」をモットーに
社会貢献を行う老舗印刷企業。
CSRの一環として植樹祭のパンフレットやチラシの作成も請け負っている。
時代の流れを敏感に感じ取り環境や人に配慮する経営を行っており、取引先には幾つもの有名銀行の支店などがある。
かじわら みどり
肩書き
メッセージ
2030年までに国連は持続可能な開発のための、ファクトシートを2016年1月1日に採択されました。
その中に掲げられた 「15.陸の豊かさも守ろう」 には、陸上生態系の保護、持続可能な森林管理、土地劣化の阻止及び逆転なども含まれます。
現在は外来種も多く、私たちの暮らしている土地本来の動植物をこれ以上根絶させないために、また将来を担う子ども達や、その先の世代まで、自然を絶やすことのないように、私達の地域でもできる森づくり、例えば鎮守の森での自然の恵み、どんぐり拾いや植樹祭を通じた教育など、貢献していきたいと存じます。
1日でなくなった自然は1日では回復しない。
だから一人でも多くの人の手で木→林→森を作りたいと考えています。
出版物
「9千年の森をつくろう」藤原書店 2022年(共著)
「Warm temperate deciduous forests around the Northern Hemisphere」Springer
2015年(編著)
ふじわら かずえ
肩書き
略歴
横浜国立大学大学院環境情報研究院・学府教授を経て、2010年横浜国立大学名誉教授。国際植生学会名誉会員。
1979年学位は、理学博士(東北大学)。
1967年横浜国立大学教育学部生物学卒業。
1969年CNRSフランス中央研究機関給費研究員として、リール大学でテリル(ぼた山)の植生研究、西ドイツ理論・応用植物社会学研究所在外研究員として、高層湿原植生の研究を行う。1999年米国フルブライト上級研究員としてジョージア大学において生態リスク研究を行う。
宮脇昭横浜国立大学名誉教授の門下で師の理論を継承し、みどりの保全・回復に精力的に取り組んでいる。世界の植生比較を基盤に、緑・環境・ひとの関係を明らかにし、土地固有の自然植生再生研究・実験をつづけている。現在の大型プロジェクトは中国・ネパール・ケニアの自然林再生を中心に、国内外の自然林再生指導、国内の環境保全林のみどり機能,災害に対する森林によるバリアー形成研究を進めている。
メッセージ
自然林を探索しましょう。自然林を体験することで、安定した自然林がいかに環境と調和して災害を緩和しているか体感できます。そして安定した自然林内を歩くことで、森の息吹を体感できます。
開発で安定した森を失った為に、斜面崩壊や地滑り、津波、山火事など身の回りに災害リスクが多発しています.まずは安定した自然林を守ること、そして壊してしまった後には、何とか安定した自然林を再生しましょう。その土地に適した手法で、自然林構成種の苗木を密植、混植、ランダムに、その土地に合った土壌を再生して植栽することで、安定した自然林を15-20年間で再生できます。
蓄積炭素量は60年生の雑木林の倍以上です。多様な樹種の集まりが鳥類、昆虫、そして動物の棲み家になり、時間が経てば立つほど立地を安定化させます。宮脇方式の自然林再生は3年でメンテナンスがいらなくなります。
一人一人が、家族が、友達同士が参加して再生した自然林は、参加者の心にも森をつくることになります。
災害リスクが少ない場所で里山を再生したい場合は、雑木林であれば下草刈りを毎年行う管理や、10-15年に1度伐採する管理を行います。近年少なくなった草原を再生したい場合は毎年刈りましょう。長い間続けるメンテナンスを覚悟して里山管理を続ける必要があります。
前職
公益社団法人国土緑化推進機構で、緑の募金の普及拡大、国民参加の森林づくり、企業の森づくり、全国の幼稚園を巡回する「森の教室」などを展開
あおき まさあつ
肩書き
略歴
昭和51年3月東京農業大学農学部林学科卒業後、林野庁入庁、熊本営林局・飫肥営林署、林野庁林道課・治山課、前橋営林局大田原営林署長・前橋営林局企画調整室長などを経て、林野庁管理課・企画課・森林組合課課長補佐、旭川営林支局業務部長・総務部長、関東森林管理局東京分局計画第2部長、緑資源公団森林業務部長・総務部長、林野庁東北森林管理局次長(青森事務所長)などを務め、平成21年4月林野庁林業・木材産業情報分析官で退官。この間、国有林野事業、民有林行政の推進に尽力する。
平成21年5月から国土緑化推進機構参与、21年8月から30年8月まで常務理事として、緑の募金を通じた国民参加の森づくりの推進に努める。
平成30年10月からグリーン航業株式会社取締役。
メッセージ
わが国の森林は過去に何度も荒廃したが、時代時代に植林が行われ森林を守る努力が継続、豊かな緑を取り戻しました。
地球温暖化により、極端な気象現象が世界各地で頻発しています。わが国も例外ではなく、毎年各地で台風、竜巻、集中豪雨などによる自然災害が多発、巨大地震の発生の確率も高まってきています。
寺田寅彦が言ったように、「特殊な天変地異に絶えず脅かされなければならない運命の下に置かれていることを一日も忘れてはならない」のであり、常に備えをしておく必要があります。
いまを生きる私たちは、先人の努力に感謝するとともに、未来の子供たちのために、安全な国土、豊かな環境を引き継ぐ責務があります。