毎木調査
私たちは2015年より毎木調査と植物の出現傾向の調査を行っています。
毎木調査とは植樹地の全ての苗木の生長を数年にわたって調査し森林の生長を記録する調査方法です。
毎木調査ではまず植樹地を1メートル四方に区切りそれぞれの区切りの中で生えている植物の種類と場所を記録し植樹地の植物マップを作ります。
その後それぞれの植物の高さ・幹の太さ・東西南北の葉張り(幹の中心から葉がどれ程伸びているか)を記録します。
そうすることで植樹地の3次元的な地図をつくる事が出来、森林がどういった成長を遂げているかを把握することが出来るのです。
植物の出現傾向調査
植物の出現傾向調査とはその名の通り植樹地に新しく生えてきた植物の種類と傾向を調査しリスト化する調査方法です。
この調査を行うことにより土地本来の植物である潜在自然植生を調査することが出来、次回以降の植樹にその調査結果を活かすことが出来ます。
また、毎木調査と同様森林がどうやって形成されてゆくのかを把握することが出来ます。
ある区間の調査では植樹した苗木の種類の倍近い40種類以上の植物が確認され、この調査の重要性を示しています。
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