植樹場面
「道正山るーたんの森」とは家具の大正堂(ルームズ大正堂)さんが2013年11月に創業100周年記念でつくり始めた森の名前です。
「木を扱う家具屋だからこそ、大切な木を森に還元し、災害に強い森を作ろう」という考えからこの森づくりは始まりました。
相模原市にある本店の裏山400坪を利用して混植・密植植樹方式で植樹をしました。
私たちはアドバイザーとして参加させていただきました。
家具の大正堂社員の方々とそのご家族、地域住民団体「境川の道正山河畔林を守る会」の方々等沢山の人が植樹に参加してくださいました。
1年後
植樹後約1年経過(2014年8月)時点のるーたんの森の状況です。
るーたんの森は敷地面積が広い為何回かに分けて植樹を行っています。
これは第1回植樹地の画像です。
日当たりも良く、目立った障害も無く順調に成長してきています。
植樹後三年間ほどは定期的に手入れをする必要があるのでまだ目が離せません。
2年後
植樹後約2年経過(2015年10月)時点のるーたんの森の状況です。
苗木が土地に定着したからか、この1年の間に急成長を遂げてとても大きくなっています。
るーたんの森は一般の方にも無料開放されているため、植樹に参加して下さった方々も成長の様子を見に来て下さっています。
植樹に参加してくれた子どもたちが「将来カブトムシが来てほしい」という思いから植えたコナラやクヌギもだんだんと大きくなってきています。
3年後(現在)
植樹後約3年経過(2016年11月)時点のるーたんの森の状況です。
3年前には僅か20センチ程の長さだった苗木も立派に成長して1メートル以上の長さになってきています。
植樹場所以外の土も落ち葉や下草で覆われ、土壌が安定した状態になってきています。
土を耕してくれるミミズも大きなものが見られるようになり、るーたんの森は非常に順調に成長しているといえます。
森がこれくらい成長してきたころから手入れをする必要がなくなり、自然に任せられるようになってきます。
また、同年「るーたんの森」の活動が「平成28年度持続可能な社会づくり活動表彰」で環境大臣賞を受賞しました。(参考URL:http://ameblo.jp/ruutanforest/entry-12223105778.html)
地域の方と共同で行ったこと、不用家具などのリサイクル品を使用したことなどの持続可能で継続的な森づくり活動が評価されての表彰です。
これも渋谷社長を筆頭に真剣に森づくり活動に取り組んでいた家具の大正堂さんのご尽力の賜物です。
私たちSilvaも蔭ながら応援させていただきます。
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