空気清浄機としての機能

自然の空気清浄機


空気清浄機能

森林の持つ機能の内に空気清浄機としての機能があります。

ホコリや二酸化炭素だけでなく、光化学スモッグの原因となる有害ガスですら吸収・吸着し大気を正常化することが出来るのです。

 

森林浴という療法があるように、森林は空気中の汚染物質を除去し気温を調節し、生物に精神的な安らぎを与えることが出来るのです。

皆さんも森の中に入ると外よりも涼しく感じたり空気が美味しいと感じたことがあると思います。

それこそがこの自然の空気清浄機の効果なのです。

森林の浄化機能


 

植物は水と日光と二酸化炭素を原料として光合成を行い、二酸化炭素とデンブン等の有機物を生み出します。

また、光合成の過程で有害ガスも二酸化炭素と同時に空気中から取り込み無害化することが出来るため光合成を行うだけで大気を浄化することが出来るのです。

 

そのうえ、光化学スモッグの原因となる有害ガスのような不安定なガスは葉にふれるだけで分解され、ホコリなども葉の表面に吸着させることで高水準な清浄機能を発揮します。

更に森林はフィトンチッドという健康や癒しに効果のある香り成分も放出しているため、空気の浄化以上の効果を発揮するのです。

 

つまり森林は自動車などの排気ガスや物を燃やした時に出る二酸化炭素等の様々な物質・ガスを吸収・無害化し澄んだ空気を提供できる貴重な機能を有しているのです。

 

 

※ここで言う森林とは幾種類もの植物で構成されているような、土地本来の植物で構築された森林の事を指します。

生産者としての役割へ< ・ >緑のダム機能へ