生産者としての役割

生物の役割


生物の役割

地球上の生物には大きく分けて3つの役割があります。

我々人類を含めた動物が所属している消費者としての役割。

菌類などが所属している分解者としての役割。

そして植物等が所属している生産者としての役割です。

 

この3つの区分に所属しているそれぞれの生物がバランスを保ち生態系を構成しているのです。

この中の一つでも欠けてしまえば生態系は崩壊してしまいます。

そして偶然か必然か、食物連鎖や生態系ピラミッドに代表される様にどこかの生物が増え過ぎたり減り過ぎたりした場合は自然とバランスがとられ、生態系が回復する様になっているのです。

植物の役割


光合成の仕組み
光合成の仕組み

植物、特に森林の機能は様々ありますが、生産者としての面を見るのならばその機能は「無機物から有機物を生み出す」ことです。

大まかに言ってしまえば無機物は炭素を含まない物質、有機物は二酸化炭素などを除く炭素を含む物質の事で、この2つの違いは燃えるかどうかです。

つまり植物は光合成を通して燃やすことのできる、エネルギーの素となる物質を生み出すことが出来るのです。

我々消費者は直接的、ないしは間接的にこれを摂取することで生きていくことが出来るため、植物の存在は必要不可欠なのです。

 

まとめると植物、つまり森林の生産者としての役割は、二酸化炭素などの無機物から栄養やエネルギーの素となる有機物を生み出す、生態系を維持するうえで必要不可欠なものです。