2018年10月植樹 青木校長先生
2022年11月22日 岩田校長先生
2024年7月4日 6年経過
お陰さまで好評をいただきまして、学校の森づくりシリーズは、教育機関3校で森づくりが年間プログラムに組み込まれ『講座・大地再生・植樹・メンテナンス・調査等』今まで以上に手厚い内容へシフトしております。森づくりのカリキュラムに掛かる費用は、当法人で負担するため、先生方に御安心いただき希望の講座内容をヒアリングさせていただき、微調整を繰り返しながら実施させていただいております。
また、光栄なことに横浜国立大学で開催されます国際シンポジウムにて、Silva代表理事が10月11日午後の部に京陽小学校を中心とした『学校の森づくり』事例をパネラーとして登壇・発表させていただくことが決まりました。
こうしたSilvaの教育機関と連携事例にご関心のある方は、『学校関係者様へ』をご覧ください。
そうした学校保全林プロジェクトの事例の中でも、品川区立京陽小学校では、歴代の校長先生がブレない教育指針にて、伝統のように本取組みの陣頭指揮をお執りくださるため、学校関係者の皆さまの協力体制が万全となり、講座毎に理想的なパートナーシップが発揮されております。
また、当法人との連携の体験を積まれた担任の先生方より、更に児童に寄り添ったプログラムになるようにと沢山のアイデアを提供いただき、昨年度よりもグレードアップした様々なプランで年間プログラムが構成されました。
そうした先生方の『慈愛の結晶』ともいえる思いやりで紡がれた貴重な時間に、Silvaより6年生54名の児童と先生方の計56名の皆さまへ、今年度の第二回となる講座と実地体験を同校で実施させていただきました。
今回は、森の再生方法と事例の講座の後に品川区立京陽小学校の『京陽の森』をメンテナンスする手法と、
その理由を説明させていただき、植樹した苗木を傷つけずに草たちに温和しくなってもらうための『風の草刈り』を実体験いただきました。
この風の草刈り作業は、木本類と草本類に加え、つる性の植物も見分ける『眼』が必要なため、上級者向けの作業であり、大人でも苦戦する環境活動です。けれども、植樹した苗木以外に生息する草の”いのち”とも向き合い、『在るものを活(生)かす森づくり』が如何に大切な自然との向き合い方であるかを実体験いただくことで、草を雑草ではなく命ある生き物なのだと認識いただく、深い学びがあります。
弱い物いじめは、駄目!と通説を唱えながらも、人間の言語を発しない植物はじめとした『無口』な生物を好き勝手に改ざんし、棲み家を奪ったり、命を奪ったりする社会では、大きな矛盾が横たわります。そうした現実の中で森づくりのプロセスの中で実践される『正義』は、子供たちの心に希望の種を撒くことができるでしょう。
今回、撮影スタッフの配置が叶わず、撮影協力くださいました学校はじめ、地域コーディネーターの皆さま、ご協力をありがとうございました!!
児童の野外活動のために声を酷使される先生方へコードレススピーカーとマイクを寄贈させていただきました。
<Silvaの森林再生に於ける次世代育成事業をご支援下さるスポンサー>
公益社団法人 国土緑化推進機構 緑の募金より 特別公募事業「つながる、つなげる、子ども若者応援事業」と直接事業「災害に強いめぐりの森づくり」の2件へ助成交付いただいております。
本件では、特別公募事業「つながる、つなげる、子ども若者応援事業」を活用し、令和6年度の教育機関での森づくりや環境教育に活用させていただきます。
シルワは、国連が掲げる持続可能な開発目標SDGsの11ターゲットへ貢献します。
シルワは、環境省が推進する本プロジェクトに賛同します。
シルワは、内閣府が推進する「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」へ参画、神奈川県が推進する「かながわSDGsパートナー」登録しています。
在るものを活かす、シルワの最初の森づくり実験地 Before2016.12
After2022.5.28