【主 催】
【協 賛】
【チャリティーチケット基金】
お陰さまで、166,461円となりました。めぐりの森づくりへ繋げさせていただきます。
※ネットでのイベント掲載費9,539円が差引かれての額となります。
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リジェネラティブと同時に、ネイチャーポジティブな活動を続けて参りましたSilva(シルワ)は、2024年で前身の任意団体より活動10年目となる節目の年を迎えます。
そこで、2024年2月4日 (日) 旧暦の新年にあたる門出の日に、総勢43名の方にお集まりいただき、防災林となる土地本来の森づくりへの理解者を広げるチャリティーシンポジウムを開催いたしました。
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受付は、午前9:00から開始されましたが、当日は、生憎のお天気で寒さが厳しい中のフィールドワークとなりましたが、殆どの方が予定通りご参加くださり、ご欠席は1名のみでした。
ご参加の皆さまの自然環境や未来、気候変動対策への意識の高さを垣間見る思いでした。
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フィールドワークのトップバッターは、9:30から、東京農業大学名誉教授のSilva理事 中村博士(理学)。
Silvaがグループ長を務める混植・密植方式植樹推進グループが手掛けた植樹地を辿りながら、湘南国際村めぐりの森の成り立ちや出現する植物からのメッセージを紐解きました。
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2番目10:30からのSilva代表理事の川下(植生管理士)のフィールドワークから、嬉しいことに雨が上がりました。
人間にとっては、荒れて見苦しくみえる景観に意味があること、開発されてからも諦めない植物の生き様を現場で『生(なま)』でご実感いただき、植物の見方と共にSilvaが挑戦して確立した『生態系機能回復式 植生復元』の以下の課題のクリアを実際にご覧いただきました。
①コストカット
②二酸化炭素排出と生態系かく乱回避
③誰でも体験できる場の提供
④人の入れるところは、何処でも植生回復できる
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室内に戻って、ホッと一息。暖をとりながら、楽しい昼食タイム♪
お昼は、プラスチックゴミを出さない崎陽軒のお弁当とラベルレスのお飲み物をご用意させていただきました。
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神奈川県藤野の経済林を支援するSilvaオリジナル活動10周年記念限定グッズ!ケヤキの鍋敷きをチャリティーチケットをご購入された方だけに進呈させていただきました。
お洒落でシンプルなデザインなので、壁のフックに引っかけてインテリアにしたり、コンパクトに持ち運べるのでアウトドア用品としても重宝できます。しかも贅沢なケヤキと革紐を使用!
本グッズは、湘南国際村めぐりの森を2017年から資金面と人働御支援で支え続けてくださっております三機工業株式会社様のご協賛で企画が実現しました。
「これって、火の用心で夜番が拍子木を打てるのでは?」と密かに思っていたら、ご参加の方も同じことを仰っていました♪つまり、機能に『拍子木』も追加されました。ご自宅で!オフィスで?「火の用心~」。
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午後のトップバッターは13:00から、国立環境研究所 地球システム領域 上級主席研究員 江守 正多博士(学術)
のオンライン講座を聴講いただきました。地球シミュレータなどでのシミュレーションに用いられる気候モデルデータや、地球温暖化に関する解説をご担当いただきました。
江守博士は、繰り返しお話されました「気候変動対策は、早ければ早いほど良い」。その理由と科学的根拠を改めて伺い私たちも「やるべきこと」を再認識させていただきました。
ご参加の皆さまからの質問も多く、地球人として知るべき厳しい現実を全員で認識し、決意を新たにしていただく機会となりました。
Silva代表理事は、30年前に地球の現状を独学する際に江守先生の著書やご講演で多大な影響を受けており、地球の現状把握に密かに師事させていただいておりました。森の再生活動へ奮起する引き金となった方と活動10周年記念シンポジウムでご一緒できたことに、スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
ご縁を再構築くださった一般社団法人ワンゼネレーションの鮎川代表理事にも御礼申し上げます。
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14:00~14:50 「土地本来の森の知る和を広げる」講座をSilva相談役である横浜国立大学名誉教授 藤原 一繪博士(理学)にご担当いただきました。
亡き宮脇昭先生の後継者であり、同師が世界中に4000万本の植樹を実現される際に、現場の指揮をご担当され功績を支え続けていらっしゃった方です。
土地本来の森の再生が如何に防災になるか、過去の災害から変遷を紐解き、森の機能と役割や、植物たちの生き残りをかけた戦略などをお話いただきました。
1時間という短いスライドでは、藤原一繪先生のご苦労と各国でのご実績の全てを語っていただくことは、難しかったのですが、現場で積み重ねられた確信のあるお言葉は、ご参加の皆さまにとっても学び深い時間となりました。
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15:00からは、パネルディスカッションを開催し、10名の方にご登壇いただき、『知る和を広げる』ためにどうすれば良いか。この場合の『知る和』は、地球環境の現状・気候変動データ・森の再生の意義の把握であり、同じ価値観をもつ方のネットワークを構築し、気候変動対策をより具体的に取組み、アクションへ繋げることです。
各社の創意工夫や取組みを通じて、課題解決の道をご参加の皆さまと共に模索しました。
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「森の再生は、気候変動対策になる」とのお言葉もいただき、私たちにとっても励みとなりました。Silvaの次世代育成に今後、ご協力いただきたいとの代表理事の厚かましいお願いもご了承くださり、Silvaにとっても実りある時間となりました。
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日本の恵まれた環境下と異なる、海外での創意工夫と実践例を伺い、ご見識の深さに感動しきりでした。藤原先生がSilvaの植生復元方法は、「正当な混植・密植方式である」と名言くださったこともご参加の皆さまへ周知させていただきました。
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パタゴニア有志一同の皆さまは、2015年より10年目の人働御支援を同社の『アクティビズムアワー制度』で実践くださっており、自然体で貢献活動を実践される秘訣をお話くださいました。
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2018年より人働御支援くださる『森レンジャー』誕生秘話や通い続ける理由等をお話くださいました。めぐりの森で実施した『森GYM』は、森づくりをスポーツとして親しめる様に、認識の和を広げる工夫です。
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2019年より人働支援を開始くださり、植樹祭毎に50~100名を動員。人手不足の問題を解決してくださった頼もしい同社は、新入社員の研修でのめぐりの森環境体験も模索されているそうです。また、木造建築による経済林の活性化にもトライされております。
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土の建築家・遠野未来氏が挑戦されてきた軌跡と共に、建築業界が抱える矛盾や自然資本を消耗する同分野が解決しなければならない課題について実情をお話くださいました。そして、本物の森と建築の融合の実現への決意を語ってくださいました。
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気候危機に関する科学的見地に基づいた情報発信やイベント・ワークショップによる啓発活動やコミュニティづくりを通じて、貢献されている同法人。近々、教育プログラムの開発・提供より貴重な資料の公開をご検討されているそうです。乞うご期待ください。
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最後は、まだまだ去りがたい!と残ってくださった三機工業様・JIEN様・パタゴニア様・parkERs様と
Silvaのお片付け居残り組みでSilvaの『木が気になるポーズ』!
開催にあたって、ご協力くださいましたご登壇の皆さま、関係者の皆さま、
寒い中、ご来場くださいました皆さま、そしてSilvaのスタッフのみんな、
本当にありがとうございました!!
さあ、新しい新年の幕開けです。
人間は、自然界を破壊したかもしれない。でも、再生できるのも人間なのです。
確固たる信念をもって、共に365日を重ねて参りましょう。
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シルワは、内閣府が推進する「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」へ参画、神奈川県が推進する「かながわSDGsパートナー」登録しています。
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在るものを活かす、シルワの最初の森づくり実験地 Before2016.12
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After2022.5.28