2025.01.19 知る和塾 Miyawaki Forestで春の植樹祭準備中。割り箸の可能性!?

 

1月19日日曜日、年が明けたばかりと思っていましたが、1月も後10日で終わりとなり、2月が迫ってきています。1月は、『行く』、2月は、『逃げる』と時間の経過の早さを昔からいわれていますが、その通りだと実感します。

 

知る和塾。本日も春の植樹祭のためにマウンドづくりに励みました。

 


 

 

一般的に割り箸などは、燃えるゴミとしてもスタンダードなものとしてエントリーされていますが、土壌動物に分解される木性の割り箸は、森の中で様々な活用法があります。

 

 

この日は、土壌回復のために土留めのしんがりに割り箸を使いました。長期間支えるものとしてではなく、一時的につくる土留めとしての小さな杭代わりに割り箸は、適任者です。

 

私たちシルワは、過剰な干渉を避けるため、いつも『管理』ではなく『回復のきっかけづくり』になるように絶妙なさじ加減で、その場を治療します。そのため、使うアイテムも自然界に負担をかけない優しいアイテムを必要とします。

 

そうした環境活動の中では、割り箸は、万能アイテムであり、ゴミの認識ではないのです。メンバーにも使わない割り箸や使用済割り箸があったら持参するようにとお願いしています。

 

けれども、実際には、割り箸に限らず、自然界の中には、『ゴミ』の概念が必要ないのです。自然界は、エネルギーと物資の循環を環境毎に菌類や生物共同体による植物網も駆使しながら、浄化・分解・再生を成し遂げてしまうシステムがあり、そのお陰さまで死骸や落ち葉で埋もれず、私たちも日々の生活を送ることができます。

 

この日、近隣の造園業者が伐採した刈草や枝も活用しました。土がある場所では、植物の遺体である落ち葉も刈草も枝も幹も『土のもと』であり、土壌動物たちの餌であり、豊かな土質への誘いとなります。

 

 

 

ゴミだと認識されて、日本全国で公園などから回収され、焼却処分される有機物が無くなれば、

二酸化炭素の排出量は、激減することでしょう。

 

人界の誤った認識の改善を願って、知る和塾からのメッセージです。

 


 

 

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第32回【光合成だけじゃない、真の森の大切さ】

第34回【私たち人間だからできる、森林再生】

 

 

在るものを活かす、シルワの最初の森づくり実験地 Before2016.12

 After2022.5.28



湘南国際村めぐりの森Silvaの森林再生事業を2017年秋から継続支援下さるスポンサー企業様

 Silvaは、湘南国際村めぐりの森の植樹事業を担う混植・密植方式植樹推進グループのグループ長です。

また、植樹事業をコンサルティングし、主催する連名主催者です。そんなSilvaを応援くださるスポンサー企業様をご紹介します。

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三機工業株式会社様 

「SANKI YOUエコ貢献ポイント」は、お客様とともに地球温暖化防止·持続可能な社会の実現に貢献する制度です。お客さまにCO2削減につながる設備の省エネ提案を行い、ご採用いただいた場合、その削減量をエコ貢献ポイント(1トンあたり200円)に換算し、環境保全活動につなげています。(同社HP掲載より抜粋)

 

公益社団法人 国土緑化推進機構 緑の募金事業

 全国の森林ボランティア団体が行う国内外での森林づくり事業を支援していきます。実施事業については、「これまでの緑の募金事業実施状況」をご覧ください。(同社HP掲載より抜粋)

 

パタゴニア環境助成金プログラム 

私たちが支援するグループは、問題の根本的な原因を見極め、働きかけ、そして長期的な視点で問題解決のアプローチを行なっているグループです。真の問題解決は力強い草の根活動を通じてのみ実現しうると信じており、私たちの助成金は市民のサポートによる強い基盤を創りだしているグループにフォーカスしています。(同社HP掲載より抜粋)