第27回 湘南国際村めぐりの森Miyawaki Forest育樹祭のご報告!!

 

 

 当法人は、環境省が推進する海と陸の保護エリアを30%ずつに拡大する

 「30by30」プロジェクトのアライアンスメンバーに登録されています。


 

【主 催】

 

協働参加型めぐりの森づくり推進会議 混植・密植 方式植樹推進グループ

非営利型一般社団法人 Silva(シルワ)

 

 

  

 皆さまのお陰さまで2024年も無事に無料の公開事業を完了することができました。11月10日(日)には、第27回湘南国際村めぐりの森育樹祭を開催させていただきました。

 

 天気予報は、週明けより100%の雨天予報となっており、ご来場の皆さまのストレスを思うとため息が出るほど気が重かったのですが、見る間に予報が回復し、当日の午前中は、”曇り時々小雨のちに晴れ”と表情豊かな天候となり、結果としてずぶ濡れになるような悪天候を回避することが叶い安堵しました。翌日には、雨がしっかり振り、植樹した苗木には、最高のコンディションとなりました。毎回、天候にも応援いただけることで、私たちが進むべき道を示してくれているような心地でおります。

 

 ご来場は、130名定員のところを219名となり、リーダー配置も総勢30名と体制を整え、880㎡のメンテナンスと480本の土地本来の苗木の植樹をご体験いただきました。

 

 開会式では、湘南国際村めぐりの森が環境省が推進する『30by30』、国の保護地域以外で生物多様性保全に資する地域『OECM』自然共生サイトの対象地として、無事に環境省へ10月に認定登録された旨を政策局 自治振興部長 田邉 親司様より、アナウンスいただきました。

 

 湘南国際村めぐりの森自然共生サイトへ登録されたことにより、2022年12月にカナダ・モントリオールで開かれた生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)にて、採択されました2030年までの新たな世界目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」及び、SDGs目標貢献としても国際的な環境保護エリアとして、国際データベースに登録され、世界へ認識されることになりました。

 

 認定登録と時を同じくして、同月10月には、G20 Global Land Initiative(G20の中の地球環境に関するセクション)ご依頼の植樹祭を当法人が湘南国際村めぐりの森で主催させていただき、貴重な国際交流と発信の好機となりました。

 

 土地本来の森を再生することは、森林本来の防災・防風・防塵・防水・減温の機能を復活させ、人間を含む沢山の生物の遺伝子を護り、植生復元が成功すれば半永久的に持続する究極の生物多様性フィールドとなります。IPCC第四次及び第六次報告書でも森林再生が気候変動の緩和策となることが明記されております。

 

 こうした意義あるプロジェクトに、お力添えくださいました多くのスポンサー企業様、協力団体~関係者の皆さま、植樹ボランティアの皆さまに心より、御礼申し上げます。育樹祭の様子は、以下にてご報告とさせていただきます。

皆さま、どうぞ良い年をお迎えください。また、来年も森でお会いしましょう!!

 

混植・密植方式植樹推進グループ

グループ長 川下 都志子

 

※30by30・・・2030年までに陸と海の30%以上を「保護地域」と「OECM」により保全する新たな世界目標

※OECM(Other Effective area-based Conservation Measures)・・・保護地域以外で生物多様性保全に資する地域

※自然共生サイト・・・民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域

※国内の原生林現存率は、環境省の最新の調査結果『現存植生図』により0%判定

※G20・・・※"Group of Twenty"の略で、G7に参加する7か国、EUおよび新興国12か国の計20の国々と地域から成る国際会議

 

本植樹祭は、当法人を通じて、環境省が推進する「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトへ賛同し、推進しております。

 

 

本植樹祭は、当法人を通じて、(公社)国土緑化推進機構様より、

『災害に強いめぐりの森づくり』緑の募金助成事業へ認定いただいており、

第25回湘南国際村めぐりの森植樹祭より、同法人とパートナーシップで対峙する植樹プロジェクトとして、公募事業より直接事業へ格上げされました。

 

 

植樹祭当日は、当法人より制作依頼したため、株式会社サンケイアイの撮影が入りました。

撮影されました動画は、YouTubeにて公開予定のため、ご期待ください。



 

午前8:15より、植樹リーダー30名が集合してくれました。

開会式前に1時間、実践で学んでいただき、一般の方の導き手として、

育樹と補植作業の精度も管理・監督いただきます。

 

皆さん!いつも、本当にありがとうございます!!

 

 

【ご来賓の皆さま】 

神奈川県 政策局 自治振興部長 田邉 親司様

 

~協賛企業~

東京海上ミレア少額短期保険 株式会社 取締役社長 明樂 裕様

 

 

毎回、グループよりお願いしまして、スピーチをいただいております、

ご来賓の田邉自治振興部長と明樂取締役社長には、

自然共生サイトへの認定登録の朗報や

認定への言祝ぎなど、激励をいただきまして、誠にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

Silva森林再生指導員にサポートいただき、

育樹祭の体験の中身をご紹介。

 

①『風の草刈り』という育樹の意義ややり方、②補植や③マルチングの作業を開会式で簡単にご案内させていただきました。

 

【ご来場の皆さま】

 あすか製薬ホールディングス株式会社

うみやまさんど

株式会社大川印刷

神奈川県

NPO法人グリーンパワーファクトリー

株式会社サンケイアイ

社会福祉法人進和学園&株式会社研進

東急建設株式会社

東京海上ミレア少額短期保険 株式会社

Nishimachi International School

パーク・コーポレーションparkERs

Four Pride Japan

ライフゆう

6年後も住みやすい街大賞1位とるぞ藤沢プロジェクト

非営利型一般社団法人Silva(シルワ)

 

団体計 192名

個人計 27名

合計 219名

 

累計参加者数12,126名!

ご来場いただき、ありがとうございました!!

 

    【皆さまのご参加の動機を一部ご紹介】

  • 人間が自然とどう向き合って、どう関わって行くのがよりよい未来へと続くのかを一緒に考えたり、知っていきたいです
  • 前回の植樹祭に子供と参加し、森づくりの一助となれた事を嬉しく思っています。前回参加できなかった長男とも参加させていただきたく申し込みいたしました。
  • 自然環境保護について学びつつ、微力ながら実践したいと思いました。
  • 育樹経験がないのでやってみたい
  • 初期から参加している為
  • ご紹介。ボランティアも参加したいと思っています。
  • 未来の子どもや地球に貢献したい。木の大切さを伝えていける人になりたい
  • 家族で参加したいと思い参加希望させていただきました
  • 2019年より継続参加させていただいております。
  • めぐりの森に近いから
  • My colleague (Marcella Catania) and I are Intercultural Learning Leaders at Nishimachi. We are interested in Silva's goals and share commonalities about reforestation. We attended the Tree Planting Festival in May 2024. We hope to continue building a connection together. We have promoted this event with our Nishimachi community and envision continued connections with Silva.
  • 植林事業を行っており、実際の現場での作業を一度体験してみたく、参加いたします。
  • 2回目の参加です。
  • 植樹を子どもたちと経験したいから
  • 昨年初めて参加しました。昨年植えた所がどのくらい成長したのか見てみたいです。
  • 森作りの現場を知りたい
  • 地元神奈川での森づくりに関心があったものの、今まで関わる機会がなく、今回知人に勧めて頂いたため。
  • to help reforestation efforts and have new experience 
  • 子供に環境に関心を持って欲しいから。
  • Support school community and taking action. 
  • 10月13日の有意義な植樹活動
  • 環境保護に興味がある為
  • 県内の植樹に参加したかったから
  •  Fostering an environmentally conscious mindset with my son and promoting eco-friendly practices
  • 植樹で何回か参加しています。その後の育ちの取り組みにも関わって参加していきたいため。自然を守る活動をしていきたいし、子どもたちへも伝えていきたいです。

 

【協賛企業様】

東京海上ミレア少額短期保険株式会社

~以下3社 非営利型一般社団法人Silva(シルワ)を通じて~

公益社団法人国土緑化推進機構(緑の募金を通じて)※直接事業へ格上げ

三機工業株式会社

パタゴニア環境助成プログラム 

 

育樹風景 次世代を担う子供たち特集❣


育樹とマルチング風景


補植風景

 

進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を通じて、福祉施設の育苗連携『どんぐりブラザーズ』から、以下の補植総数480本を100%を御支援いただきました。

<内訳>

三機工業 株式会社 214本

株式会社 サン・ライフ 150本

本田技研工業株式会社 70本

株式会社ホンダロジスティクス 46本

上記4団体

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第27回湘南国際村めぐりの森植樹祭の実績!

来場者数219名

植樹本数は、880㎡へトータル480本補植

 

2009年からの累計

累計来場者数12,126名

累計植樹本数80,362本

植生の累計復元面積2.42ヘクタールとなりました!!

 

皆さん!ありがとうございました♪

 


 

 最後に、神奈川県藤野市の

経済林を支援するSDGs貢献グッズである、

メッセージ記載用『木札』を沢山お買い上げいただき、

ありがとうございました♪

 

第27回湘南国際村めぐりの森育樹祭での

木札と森のたまごへのご寄付額が

20,200円となりました!!

ありがとうございました!

 

 

進和学園の売店の売り上げは、

39,920円となりました。

障がい者工賃へ還元されます。

皆さま、ありがとうございました!!

 


■主 催■
協働参加型めぐりの森づくり推進会議 混植・密植 方式植樹 推進グループ
非営利型一般社団法人 Silva(シルワ)

 

■後 援■
環境省関東地方環境事務所

神奈川県
横須賀市
逗子市
葉山町
神奈川県教育委員会
横須賀市教育委員会
逗子市教育委員会
葉山町教育委員会

■協 賛■

東京海上ミレア少額短期保険株式会社

~以下3社 非営利型一般社団法人Si lva(シルワ)を通じて~

公益社団法人国土緑化推進機構(緑の募金を通じて)直接事業

三機工業株式会社

パタゴニア環境助成プログラム 


■協力団体■

東京海上ミレア少額短期保険株式会社

公益財団法人鎮守の森プロジェクト

三井住友海上火災保険株式会社

株式会社建新

横浜ゴム株式会社 平塚製造所

 

/株式会社サン・ライフ

三機工業株式会社

本田技研工業株式会社、

株式会社ホンダロジスティクス 左記4社

(進和学園いのちの森づくり友の会を通して)/

 

/特定非営利活動法人エコメッセ世田谷・目黒

株式会社コンフォートジャパン

埼玉県立大宮光陵高等学校

東急建設株式会社

株式会社パーク・コーポレーション

パタゴニア有志一同

葉山ボランティア

The Montessori School of Tokyo

宮崎雅大税理士事務所

横浜サンセット21ライオンズクラブ

横浜国立大学

横浜ゴム株式会社 茨城工場

ヨコハマモールド株式会社

Silvaボランティア隊 

左記14団体(非営利型一般社団法人 Silva(シルワ)を通じて)/

  

■運営団体■
 混植・密植方式植樹推進グループ

グループ長:非営利型一般社団法人 Silva(シルワ)
株式会社大川印刷
国際ソロプチミスト横須賀
株式会社研進
特定非営利型活動法人グリーンパワーファクトリー

株式会社サンケイアイ

社会福祉法人敬愛
社会福祉法人湘南の凪えいむ
社会福祉法人進和学園

 

■問い合わせ先

mail:info@silva.or.jp

混植・密植方式植樹推進グループ長 非営利型一般社団法人Silva宛

TEL:045-877-0878

 

 

地球温暖化による悲惨な未来を回避するため、

国連でも様々な取組みが協議され推進されている21世紀。

 

自然発火といわれる森林火災も経済効果を求めた二次林が油分を沢山含むための発火原因も

 

多く散見され、私たち人類の責任が問われています。

 

そうした中、残念なことに、

2024年の世界のCO₂排出量は、昨年比0.8%増の374億トンの予想数値になりました。

私たち人類は、何を未来に求め、どこに進もうとしているのでしょうか。

 

いまのライフスタイルや経済活動を変えることができないならば、

『土地本来の森』を蘇らせましょう。

 

私たちは、人界の中で節約やエコに取り組むだけでは、解消できないところまできています。

人界の中から自然界へと視点を広げ、『陸上の世界一の生産者』である森に力を貸していただきましょう。

 

自然界は、いつでも無償で私たちを受け入れてくれます。

そして、『土地本来の森』を緻密な植生シナリオで50年後・100年後の未来を見据え、

再生することができるのも人間ならではの可能性です。

 

私たち人類の最終兵器は、『土地本来の森』です。

神話の神々が森の木々を武器にしたように、森には、人智を超越した環境を変える力があります。

このことに大勢の皆さまが早く気付き、アクションを起こしていただけるように、

シルワは、来年もできることを積み重ねることをお約束します。

 

真に豊かな未来を信じて

 

【予告】

来春2025年の第28回植樹祭は、5月11日㈰を予定しております

3月1日より、シルワHPで公募を開始いたします。

 

 

写真家によるphoto作品は、『森の画廊』よりお楽しみください。

 


 

 代表理事 川下の熱いメッセージが詰まったポッドキャストを環境活動家の小野りりあん様がプロデュースくださっております。

 

 大変、ご好評いただいております。是非、ご聴講ください。

 

©HAL KUZUYA

在るものを活かす、シルワの最初の森づくり実験地 Before2016.12

 After2022.5.28


シルワは、国連が掲げる持続可能な開発目標SDGsの11ターゲットへ貢献します。