当法人は、環境省が推進する海と陸の保護エリアを30%ずつに拡大する
「30by30」プロジェクトのアライアンスメンバーに登録されています。
【主 催】
協働参加型めぐりの森づくり推進会議 混植・密植 方式植樹 推進グループ
非営利型一般社団法人 Silva(シルワ)
平素より森づくりを応援いただき御礼申し上げます。5月14日(日)に第24回湘南国際村めぐりの森植樹祭を開催させていただきました。
感染予防策として、先着400名の完全予約制の開催となりましたが緩和策が直前で発令され、3年ぶりにマスクの着用が任意となりました。
当日は、曇りのち雨予報となり、降水確率が高く、今ひとつ来場者数が伸び悩み、予約数448名だったところが、99名減の349名のご参加に留まりました。反面、心配されていた天候は、植樹祭開催時間帯に見事に曇り空を保ち、ご参加の皆さまが雨に降られずに終了することができました。結果的に植樹ボランティアの皆さまが懸命に注力くださり、無事に予定の3,100本を植樹することが叶いました。
開会式では、環境省 関東地方環境事務所 国立公園課長 植竹 朋子様がご来賓くださり、環境省が推進される『30by30』※の国の保護地域以外で生物多様性保全に資する地域『OECM』※の自然共生サイト※を解り易く解説くださり、候補対象地として、湘南国際村めぐりの森も相応しいと断言くださいました。
私たちも自然共生サイトへ湘南国際村めぐりの森が登録されることを悲願としており、地主である神奈川県と2021年から交渉を続けています。2009年にプロジェクトが始動した官民連携の協働参加型めぐりの森事業は、足かけ15年が経過し、協賛企業様をはじめとした50団体以上の関係者と累計1万5千人を超える協力者が存在し、今尚、多方面にお力添えいただいております。
保護エリアとして、国に登録されることで長年、辛抱強く応援くださった沢山の皆さまの励みと希望になりますように、これからも諦めず神奈川県へ交渉して参る所存です。どうぞ、皆さま引き続きご助力願います。
私たちが目標と定める土地本来の森は、文明の礎であり、いのちと心と遺伝子を護る防災林となります。気候変動による大型災害の到来が懸念される昨今、既に国土では、人間の干渉が一切入っていない手つかずの原生林は、消滅※してしまいました。
それでも諦めては、いけません。原生林に近い植物生態系となる土地本来の森を人の手で再生させることができます。それを身をもって体験いただく機会が、植樹祭です。人間の可能性を広げる最善で最短のプラスの環境貢献活動である森づくりをどうぞ、これからも応援ください。
最後に、お力添えくださいました多くのスポンサー企業様、協力団体~関係者の皆さま、植樹ボランティアの皆さまに心より御礼申し上げます。植樹祭の様子は、以下にてご報告とさせていただきます。今後とも宜しくお願い申し上げます。
運営グループの新メンバーとなられた(株)サンケイアイによる植樹祭のYouTube動画公開日は、判明次第、お知らせさせていただきます。今後とも宜しくお願い申し上げます。
混植・密植方式植樹推進グループ
グループ長 川下 都志子
※30by30・・・2030年までに陸と海の30%以上を「保護地域」と「OECM」により保全する新たな世界目標
※OECM(Other Effective area-based Conservation Measures)・・・保護地域以外で生物多様性保全に資する地域
※自然共生サイト・・・民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域
※原生林の現存率は、環境省の最新の調査結果『現存自然直生図』により、0%となっております。
Before
After
今季の植樹地にもストーリーがあります。
横浜市の『瀬上市民の森』一部開発の反対署名活動を2017年にシルワも協力していました。
残念ながら開発は決定されましたが、地元の方の無念を想い、当該地の廃棄予定の山砂を引取り、
2018年から土壌手当を実施。2023年、第24回植樹祭の土台となりました。
湘南国際村めぐりの森で『瀬上市民の森』の山砂が森へ蘇る一歩を踏み出しました。
廃棄土とされた瀬上の土も厳密には、不要な物質では、ありません。
自然界は、物質とエネルギーの循環で成り立っており『ゴミ』の概念は、ありません。
そうした自然界に習い『あるものを活かす森づくり』が連名主催である(一社)シルワの真骨頂です。
捨てられたもの達が1000年・万年続く森になる。。。
この植樹祭も秋の第23回植樹祭に引き続きそんなドラマがはじまる日です。
天候が危ぶまれる中、植樹祭会場へご足労いただきまして、ありがとうございました!!
皆さまの植樹作業中は、曇り空を保ち、何とか雨に降られずに済んでホッとしました。
代表理事が統括をはじめた2015年から、植樹祭の間、雨が降らない記録を更新しております。
まるで自然界が応援してくれているようです。そんな応援を背に、、、
当日までに2018年から何年もかけて、手当を繰り返してきた場所に小さな森が誕生する時間が
刻一刻と近付いてきて、その重要さにドキドキと胸が高まります。
Silva(シルワ)の森林再生指導員に
全国を飛び回って活躍している写真家 久富健太郎氏がおります。
本植樹祭でも有り難いことに撮影協力くださいました❣
第23回植樹祭に引き続き、貴重な写真と共に当日の様子をご覧ください。
植樹祭は、ただのイベントではなく、自然界への『御礼詣り』の体現。
そんな向き合う姿勢がイメージしやすい様に大きな鳥居を設置しました。
鳥居の支柱は、邪を払う八角形になっており、組み立て式とは、思えないクオリティです。
製作者は、Silvaボランティア隊 はじめさん。
埼玉県大宮光陵高等学校の生徒の皆さんより、森づくりを応援するアート作品が制作されました。
イベント会場へ約200インチ(5m前後)の巨大アート作品が披露され、好評いただきました。
このアート作品を企画提案してくれたのは、Silva森林再生指導員の森さん。
素敵な提案をありがとう。
Silva(シルワ)のメンバーと早朝7:00から会場設営を開始。
その後は、8:15~リーダー研修スタート!
総勢21名が集い、各班2~3名のリーダーが一般参加者の受け入れに向けて、
喉を開き大きな声を出す発生練習から、苗木の水漬けや植樹方法のレクチャーを実施。
この熱いメンバーが居なければ、植樹祭は成り立ちません。
そんな大事な一瞬一瞬を(株)サンケイアイ取材班が動画にも収めてくださり、
後日のYouTubeでの動画公開が楽しみです。
イベント会場では、
植樹祭の玄関口であり、
顔となる大事な受付が
真っ先に来場者をお迎えします。
何年も受付をこなしてきたグループメンバー、国際ソロプチミスト横須賀の皆さんとSilvaボランティア隊。
安心して植樹地に張り付けるのは、
受付の皆さんのお陰さまです。
【ご来賓の皆さま】
環境省関東地方環境事務所 国立公園課長 植竹 朋子様
環境省関東地方環境事務所 野生生物課 自然環境調整専門官 一宮 勢子様
神奈川県議会副議長 亀井 たかつぐ様
神奈川県 自治振興部長 高安 賢昌様
横須賀市 建設部 自然環境 河川課長 引本 敦史様
葉山町 政策財政部長 町田 伸様
~協賛企業~
東京海上ミレア少額短期保険 株式会社 取締役社長 青木 章様
三機工業株式会社 代表取締役社長 石田 博一様
~協力団体~
株式会社パーク・コーポレーションparkERsプランツチーム 森 大祐様
株式会社サン・ライフ 代表取締役社長 比企 武様
三井住友海上火災保険株式会社 企業営業第四部 室長 渡辺 敬様
いよいよ開会式がスタート!
光栄にも環境省 関東地方環境事務所
国立公園課長 植竹 朋子様がご来賓の挨拶をくださり、環境省が推進される『30by30』※の国の保護地域以外で生物多様性保全に資する地域『OECM』※の自然共生サイト※を
丁寧に解説くださいました。
また、嬉しいことに自然共生サイトの候補地として、湘南国際村めぐりの森も相応しいと宣言くださいました。
※30by30・・・2030年までに陸と海の30%以上を「保護地域」と「OECM」により保全する新たな世界目標
※OECM(Other Effective area-based Conservation Measures)・・・保護地域以外で生物多様性保全に資する地域
※自然共生サイト・・・民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域
2014年第9回植樹祭より
毎年100万円、累計1,000万円の
協賛を継続くださっております、
植樹祭のご来賓席には、毎回、代々の同社取締役社長が御着席くださいます。
今季も昨年に引き続き、
青木 章取締役社長から激励と運営陣へ
感謝のお言葉をいただきました。
同じくご協賛くださる、
三機工業株式会社の代表取締役社長 石田 博一様からも来賓のご挨拶をいただきました。
同社の「SANKI YOUエコ貢献ポイント」制度より、湘南国際村めぐりの森の環境保全活動を支援下さっております。当法人を通じたグループ植樹事業費と、障がい者の育苗した苗木の調達に毎年ご寄付を賜り、合計の累計額は、
1,000万円を超過しております。
【ご来場の皆さま】
株式会社 彩ユニオン
ALSOK神奈川株式会社
ISLAND Garden
環境省 関東地方環境事務所
神奈川県 政策局 地域政策課
亀井たかつぐ神奈川県議会副議長
特定非営利活動法人グリーンパワーファクトリー
国際ソロプチミスト横須賀
三機工業株式会社
株式会社サンケイアイ
社会福祉法人進和学園・(株)研進
非営利型一般社団法人Silva
東急建設株式会社
東京海上ミレア少額短期保険 株式会社
公益財団法人日本環境協会 こどもエコクラブ
葉山町 政策財政部
(株)パーク・コーポレーション parkERs
株式会社プロントコーポレーション
三井住友海上火災保険株式会社
横須賀市 建設部 自然環境 河川課長
六三印刷+大川印刷
株式会社ローソン
法人・団体 参加数318名
個人 参加数31名
合計 349名
累計参加者数11,132名!
ご来場いただき、ありがとうございました!!
待ちに待った植樹本番!!各班、早朝から研修を受講したリーダーの指導の下、苗木の水漬けから運搬、植樹作業に、1~4班はワラのマルチングやワラ縄掛け。6~7班は、風の草刈り体験。8~10班は、作業道の大地再生の手当。そして、最後は全員メッセージ木札の取り付けと体験シーンは、多岐に渡ります。未来を担う子供達も「大きくな~れ」森の再生に真剣です。
緑色のビブスの救世主。
東急建設株式会社様、事前準備から植樹祭当日の108名もの
植樹ボランティアご協力をありがとうございました!
途中、人手不足となった班のサポートまで、
一人何役もこなしていただき、大変助かりました。
参加人数が予想より減った分だけ、人手不足も発生。反面、ゆとりのスペースが確保されていました。
中学生~成人1人の植樹ノルマ本数は、10本くらいです。
植樹後は、苗木たちが自立するまで、2~5年間、『風の草刈り』などのメンテナンスをしなければなりません。
その後は、メンテナンスフリーとなり、自立することから、人の手を必要としてくれる貴重な時間とも云えます。
そんな幼い森を育てる『育樹』を体験されたい方は、
是非、Silvaボランティア隊へご登録の上、ご来場くださいね❣
混植・密植方式植樹推進グループをご支援くださる(公財)鎮守の森のプロジェクト様から444本の苗木の購入資金援助と
横浜ゴム株式会社茨城工場様とヨコハマモールド(株)様が『千年の杜プロジェクト』で育苗されるご寄贈苗より、当法人を通じて、134本を参加賞含め活用させていただきました。
他2,562本を”進和学園いのちの森づくり友の会”などの支援より寄贈いただきました!!
友の会の基金は、苗木が活用されることで障がい者の工賃へ還元される仕組みとなっており、森の再生現場と福祉施設の相互にメリットがもたらされます。
詳細は、以下をご覧ください。
<進和学園 寄贈苗木内訳>
三機工業株式会社 1,300本、株式会社サン・ライフ 700本
本田技研工業株式会社 200本、株式会社ホンダロジスティクス 80本、楽天市場店「湘南とまと工房」 19本
上記、5団体、進和学園「いのちの森づくり友の会」基金へのご寄付を通じて。
三井住友海上火災保険株式会社 200本購入、株式会社建新 63本協賛
合計 2,562本
第24回湘南国際村めぐりの森植樹祭の植樹本数は、3,100本
累計植樹本数 73,902本となりました!!
■主 催■
協働参加型めぐりの森づくり推進会議 混植・密植 方式植樹 推進グループ
非営利型一般社団法人 Silva(シルワ)
■後 援■
環境省関東地方環境事務所
神奈川県
横須賀市
逗子市
葉山町
神奈川県教育委員会
横須賀市教育委員会
逗子市教育委員会
葉山町教育委員会
■協 賛■
~以下2社 非営利型一般社団法人Si lva(シルワ)を通じて~
■協力団体■
東京海上ミレア少額短期保険株式会社
特定非営利型活動法人グリーンパワーファクトリー
国際ソロプチミスト横須賀
三井住友海上火災保険株式会社
株式会社建新
横浜サンセット21ライオンズクラブ
横浜ゴム株式会社 平塚製造所
/特定非営利活動法人エコメッセ世田谷・目黒
グリーンプラス株式会社
株式会社コンフォートジャパン
埼玉県立大宮光陵高等学校
Three Tree Project基金
東急建設株式会社
株式会社パーク・コーポレーション
パタゴニア有志一同
葉山町立葉山小学校
葉山ボランティア
不二運輸倉庫株式会社
宮崎雅大税理士事務所
横浜国立大学
横浜ゴム株式会社 茨城工場
ヨコハマモールド株式会社
Silvaボランティア隊
上記16団体(非営利型一般社団法人 Silva(シルワ)を通じて)/
/株式会社サン・ライフ
三機工業株式会社
本田技研工業株式会社
株式会社ホンダロジスティクス
上記 4社(進和学園いのちの森づくり友の会を通して)/
■運営団体■
混植・密植方式植樹推進グループ
グループ長:非営利型一般社団法人 Silva(シルワ)
株式会社大川印刷
特定非営利型活動法人漢方環境安全対策普及協会(古川園芸)
国際ソロプチミスト横須賀
株式会社研進
特定非営利型活動法人グリーンパワーファクトリー
株式会社サンケイアイ
社会福祉法人湘南の凪えいむ
社会福祉法人進和学園
株式会社テレビ神奈川
■問い合わせ先
mail:info@silva.or.jp
混植・密植方式植樹推進グループ長 非営利型一般社団法人Silva宛
TEL:045-877-0878
シルワのメンバーは、いつものように笑顔で居残りで後片付けです。
この後、絵に描いたような土砂降りの雨が降り注ぎ、見事に全員ずぶ濡れになりました。
植樹祭の間、降るのを我慢してくれた雨が、
「もう無理!ごめんね。降っちゃいます。」と言っているような様相でした。
Silvaボランティア隊&森林再生指導員、そしてparkERs森レンジャーの皆さん♥
今回も早朝から片付けまで、長時間の献身を本当にありがとう!!
埼玉県立大宮光陵高等学校の皆さんのアート作品を背景にSilvaの『木(気)になる~!』ポーズ♪
大切な人と未来と子供たちと自分のために、最後まで笑顔で頑張るSilvaのヒーローたち。
その心意気、受取りました!
私たちが豊かで笑顔溢れる未来を引き寄せる!そんな気概で、
来たくても来れない人の分も森をつくり続けようね。
こうして、2023年5月14日日曜日に
515㎡の大きな希望を乗せた小さな森が誕生しました。
D5(番地)くん、お誕生日おめでとう~!!
大好評いただいたポッドキャストの映像版♪ オンライン講座ご案内
いつも森づくりを応援くださる皆さまへ
御礼企画、無料のオンライン講座のご案内です!
大好評いただいたポッドキャストの映像版となる、
6月16日(金)オンライン講座『今こそ、太古の森を復元しよう~気候変動は、私たちの手で食いとめる!~』を開催します。
13:00から15:00迄、金曜日の午後に地球のこと、未来のこと、ご一緒に考えてみませんか?
参加費は、無料の招待式!講座の様子は、後日、YouTube動画にて公開を予定しています。
詳しくは、コチラ
最後に神奈川県藤野市の経済林を支援するSDGs貢献グッズである、
メッセージ記載用『木札』を沢山お買い上げいただき、
第24回湘南国際村めぐりの森植樹祭での木札ご寄付額は、11,042円となりました。
皆さんの慈愛の精神がめぐりの森から巡り巡って、経済林も応援します。
進和学園の売店の売り上げは、29,200円となり、障がい者工賃へ還元されます。
皆さま、ありがとうございました!!
写真家によるphoto作品は、以下『森の画廊』よりお楽しみください。
シルワは、国連が掲げる持続可能な開発目標SDGsの11ターゲットへ貢献します。
シルワは、環境省が推進する本プロジェクトに賛同します。
シルワは、内閣府が推進する「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」へ参画、神奈川県が推進する「かながわSDGsパートナー」登録しています。