10月21日付けで神奈川県有地「湘南国際村めぐりの森」(80.6ha)が
環境大臣により自然共生サイトとして認定されました。
認定区域は、保護区域との重複を除き、OECMとして国際データベースに登録されます。(神奈川県HP)
2009年より足かけ16年間、
混植・密植方式植樹推進グループの皆さんとMiyawaki Methodによる三浦半島本来の水源林となる森の再生を手掛けてきた湘南国際村めぐりの森。
応援くださる沢山の方々と開発跡の荒廃地を2.3ヘクタールへ約80,000本植樹し、森を再生して参りました。
その間、新型コロナ感染症による3年間の停滞期もありましたが、神奈川県の皆さんのご理解の下、途切れず植樹事業を推進し続けました。
そして、シルワが実行委員長を担いグループ長となった直近10年間は、必ず年に2回、無料で誰でも参加できる公開植樹祭や育樹祭を開催し続けました。
それは、簡単ではありませんでした。資金調達から現場の準備まで1年中、奔走することになります。苦しい反面、大勢の皆さんがイベント当日に限らず、協力くださり、応援くださり足を運んでくださいました。
はじめは、協力体制も10団体程度だった森づくりも今では、50団体以上となり、有り難いことに今尚、増え続けております。
けれども、残念なことに、申請しても落選し、ひとつも表彰されることもなく『無冠』の状態が続きました。
グループ長であるシルワとしては、お力添えくださった皆さまへの御礼をカタチにするため、賞を獲得することが悲願でした。
まさか、その皮切りとなるカタチが、地主である神奈川県の皆さんの力強いご協力により、生物多様性条約第15回締約国会議で採択された目標である、『2030年までに陸域と海域の30%以上の保全を目指す』ことへ貢献する30by30※、OECM自然共生サイトとして、認定されることとは、夢にも想いませんでした。同地は、国際データベースへ登録されることになり、国を超えて認識される自然保護エリアへ格上げされたのです。
ご助言・ご助力くださいました協働参加型めぐりの森づくり推進会議の名執会長にも心より、御礼申し上げます。
※30by30・・・2022年12月に採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」2030年グローバルターゲットの1つ
2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全
右より、神奈川県政策局地域政策課 吉田副課長、シルワ代表理事 川下、三機工業株式会社サスティナビリティ推進室 皆樣
その環境省の認定式では、湘南国際村めぐりの森を2017年より応援くださっているスポンサー企業である三機工業株式会社樣の自然保護エリア『三機環境園』と、
Miyawaki Methodを発案された横浜国立大学名誉教授 宮脇昭先生が最初に植樹された横浜国立大学の『ときわの森』と兄弟認定地として、壇上へ上がることができ、貴重な記念日となりました。
皆さんが品良く微笑まれる中、嬉しくて笑いが止まらない代表理事
在るものを活かす、シルワの最初の森づくり実験地 Before2016.12
After2022.5.28
<湘南国際村めぐりの森のSilvaの森林再生事業を2017年秋から継続支援下さるスポンサー企業様>
Silvaは、湘南国際村めぐりの森の植樹事業を担う混植・密植方式植樹推進グループのグループ長です。
また、植樹事業をコンサルティングし、主催する連名主催者です。そんなSilvaを応援くださるスポンサー企業様をご紹介します。
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「SANKI YOUエコ貢献ポイント」は、お客様とともに地球温暖化防止·持続可能な社会の実現に貢献する制度です。お客さまにCO2削減につながる設備の省エネ提案を行い、ご採用いただいた場合、その削減量をエコ貢献ポイント(1トンあたり200円)に換算し、環境保全活動につなげています。(同社HP掲載より抜粋)
公益社団法人 国土緑化推進機構 緑の募金事業
全国の森林ボランティア団体が行う国内外での森林づくり事業を支援していきます。実施事業については、「これまでの緑の募金事業実施状況」をご覧ください。(同社HP掲載より抜粋)
私たちが支援するグループは、問題の根本的な原因を見極め、働きかけ、そして長期的な視点で問題解決のアプローチを行なっているグループです。真の問題解決は力強い草の根活動を通じてのみ実現しうると信じており、私たちの助成金は市民のサポートによる強い基盤を創りだしているグループにフォーカスしています。(同社HP掲載より抜粋)