学校保全林プロジェクトの中でも2018年から続く葉山町立葉山小学校では、10月13日にG20地球環境セクション使節団のご視察を控え、校長先生をはじめ教員・児童・PTAや町役場の皆さんの協力体制で貴重な日に向けて力を合せて準備中です。
10月2日水曜日は、6年生3クラス103名へ1時間ずつ、『葉っぴぃの森』植樹地のメンテナンス作業である育樹の中でもシルワが推奨する『風の草刈り』を体験いただきました。
草一本だとしても自然界に不要な存在はないこと、人間も自然界の一員であり、皆さんも必要とされて存在していること。
こうした理念を基軸に自然と向き合った時のメンテナンス作業では、命を奪わないことを最重要課題としながらも、草本類とつる性植物には、温和しくなっていただき分布域をコントロールすることを体験で学んでいただきました。
また、風の草刈り後は、周辺の刈草を植樹地のマウンドに敷き込み、土壌動物の多様性に帰依します。物質とエネルギーの循環で成り立つ自然界の原理を活かし、私たち人間も何でも『ゴミ』扱いせずに本質を見抜くこと、体験学習の作業は、単純ですが、奥に深いメッセージを込めて、代表理事が講師を務めさせていただきました。
サポートくださいました校長先生・教員の皆さま、そして、撮影や作業協力くださいましたPTAの皆さま、ありがとうございました。
在るものを活かす、シルワの最初の森づくり実験地 Before2016.12
After2022.5.28