2018年 青木校長先生と植樹された花壇の様子
2024年7月4日 定点観察写真
今年度のシルワは、有り難いことに教育機関4校での森づくりが年間プログラムとして、スケジュールに組み込まれ、講座・大地再生・植樹・メンテナンス・調査等、今まで以上に手厚い内容へシフトしております。
当法人の教育機関へのこうした植物生態学に繋がる学習支援については、公益社団法人 国土緑化推進機構緑の募金の特別公募事業「つながる、つなげる、子ども若者応援事業」の助成交付金を獲得の上、実施し教育機関への資金面の負担が無いようにコーディネートに配慮しております。
そうした学校保全林プロジェクトの事例の中でも、品川区立京陽小学校では、歴代の校長先生がブレない教育指針にて、伝統のように本取組みの陣頭指揮をお執りくださるため、学校関係者の皆さまの協力体制が万全となり、講座毎に理想的なパートナーシップが発揮されております。
また、当法人との連携の体験を積まれた担任の先生方より、更に児童に寄り添ったプログラムになるようにと沢山のアイデアを提供いただき、昨年度よりもグレードアップした様々なプランで年間プログラムが構成されました。
そうした先生方の『慈愛の結晶』ともいえる思いやりで紡がれた貴重な時間に、Silvaより6年生54名の児童と先生方の計56名の皆さまへ、今年度の第一回となる講座を同校で実施させていただきました。
短い休憩時間や質疑の時間も熱心に質問してくれる児童の皆さんの反響に、Silvaのみならず先生方も喜んでいらっしゃいました。
講座では、地球の現状について、データ解析による厳しい話しもするため、『自分たちは、何ができるのか』を真剣に考えてくれている様子でした。
本講座は、年間プログラムのため、講座実施後の児童へのケアとして、解消されなかった疑問や質問を緩やかに消化する時間が確保されております。
児童のための理想的な学習環境が長年の取組みの中で確立された体制です。
講座を皮切りに土壌づくりから植樹・育樹・調査まで、日本国内でも類を見ない濃密なプログラムを積み重ねられている品川区立京陽小学校の事例を10月に開催予定のG20の地球環境セクションのシンポジウムでSilvaより発表予定でおります。
同校との出逢いに感謝しながら、講座の同日に『風の草刈り』作業を植樹地で実施させていただきました。品川区立京陽小学校の皆さま、今回もありがとうございました!
※Silvaの教育機関とのその他の事例については、『学校関係者様へ』をご覧ください。
<Silvaの森林再生に於ける次世代育成事業をご支援下さるスポンサー>
公益社団法人 国土緑化推進機構 緑の募金より 特別公募事業「つながる、つなげる、子ども若者応援事業」と直接事業「災害に強いめぐりの森づくり」の2件へ助成交付いただいております。
本件では、特別公募事業「つながる、つなげる、子ども若者応援事業」を活用し、令和6年度の教育機関での森づくりや環境教育に活用させていただきます。
シルワは、国連が掲げる持続可能な開発目標SDGsの11ターゲットへ貢献します。
シルワは、環境省が推進する本プロジェクトに賛同します。
シルワは、内閣府が推進する「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」へ参画、神奈川県が推進する「かながわSDGsパートナー」登録しています。
在るものを活かす、シルワの最初の森づくり実験地 Before2016.12
After2022.5.28